ポイントサイトの基礎知識
予めお断りしておきます
この記事は「ポイントサイトって何よ?」と質問があった知人からの問いに対するものです。ですので何も目新しい情報はありません。また末尾にご紹介の、ポイントサイト登録リンク経由から登録された場合は、小生に「ご紹介ポイント」などのお小遣いが入る仕組みです。これは他のブロガーさんも使っている手段です。なので小生に1ポイントもやりたくねー、という方は、各ポイントサイトを「素で」訪問して登録なさってください。逆に、まーよく書いたもんだ、しゃーねーな小遣いやるわ、という奇特な方。末尾のリンクから登録をお願いします!m(__)m
では続けます。
前フリ
もう陸(おか)マイラー界隈では、毎朝目覚めたら歯を磨くとか、トイレに入ったら手を洗うとか、ポイントサイト活用は超絶当たり前の生活の一環なんですよね。でも大抵は、
「なんかクッソ怪しい…」
の一言でスルーされちゃうポイントサイトww。わかります。それってネズミ講のようなものでしょ?ですよね?
違います。至極健全なビジネスモデルなのです。
ポイントサイトとは
もう、数えきれないほどの先人たちが事細かに説明されていただいておりますので、本ブログではサクっとだけ説明します。
「あなたのアクティビティに応じて、ポイントという形で利得が還元される」
というものです。しかも危険性はほとんどありません。ほとんど、という但し書きが付いたのは、やはり世の常かな、どこにでも悪徳サイトというものが存在するからですが、そのようなものはちょっと調べれはすぐに判明するものです。小生も3年以上利用している後述のサイトあたりは、損こそしませんが得ばかりするものなんですよね。
ポイントサイトの使い方
いつものオペレーションに、ちょっとひと手間かけるだけです。別の言い方すると、このひと手間かけるのすら面倒な方はやらない方がいいです。そういった方にはポイントサイト活用は向いていません。断言します。
余談でした。で、どうするのかというと、目的のサイトに行く前にあらかじめ登録しておいたポイントサイトにまずログインして、目的のサイトの広告を探します。この広告のことを「案件」と言います。案件が見つかったら、そこから目的のサイトに行くリンクが張っていますので、そのリンクを経由して当初目的のサイトに行きます。これだけ。
例示します。楽天トラベルでホテルを予約したいとします。通常だったら
「楽天トラベルのサイトに行く」
当たり前ですよね?楽天トラベルを利用したいですから。ここでポイントサイトを経由するとどうなるかというと、
「ポイントサイトにログインする」>「楽天トラベルの案件を探す」>「(案件ページに張ってある)楽天トラベルへのリンクをクリックする」>「楽天トラベルのサイトに行く」
こんな感じです。
探してもその案件が見つからなかった場合は、そのサイトはあきらめましょう。直接目的のサイトに行くか、別のポイントサイトを検索してください。
ポイントサイトでポイントが与えられる仕組み
ポイントサイトも、れっきとした経済活動の主役です。よってタダでポイント(≒仮想貨幣)をくれるわけがありません。何らかの収益モデルがあってこそのポイント付与をしてくれます。その収益源は広告主となります。つまりこんな感じです。
- 広告主は、広告を掲載するようポイントサイトに依頼して、広告費を払う
- ポイントサイトは、その広告の案件が「成約」できるようにインセンティブを付ける
- インセンティブに釣られた我々が、その広告案件と契約する
- 結果、インセンティブが我々にポイントサイトからのポイントという形で謝礼される
- 広告主は、当初支払った広告費に見合っただけの成約となって、ニンマリ
上記を例にするとこんな感じです。
- カード会社)ウチのカード会員をあと100名増やせと会議で決まったので、とりあえず予算を100万円もらった。よし、あそこのポイントサイトに依頼しよう。
- ポイントサイト)わかりました。広告を出しましょう。一件の成約で8,000ポイントを還元するような広告を張りましょう。(差額の2,000円はポイントサイトの収益です。
- 我々)お?カード発行するだけで8,000ポイントゲットか…!こりゃ発行するしか!ひゃっほい♪
- ポイントサイト)申し込んでくれた人たち全員に8,000ポイント付与しましたよ。成功報酬の2,000円×100=200,000円はウチの取り分でいいですよね?ひゃっほい♪
- カード会社)100万の予算で100名の会員ゲットしたぜ!ひゃっほい♪
と、皆さんWin&Winの関係になるのです。先述のネズミナントカは、子や孫がヒーヒー働いてシノギを上納する仕組みなのですが、ポイントサイトは誰も損しません。
ポイントの使い道
ポイントサイトによって、そのサイトでの1ポイントが1円相当であったり、10ポイントで1円相当であったりします(中には20ポイントで1円相当とかって、超インフレなところもありますが)。この「相当」というのは、獲得したポイントをどう使うか?によります。別の言い方をすると、いろんなものに交換できます。
一番わかりやすい例は現金化、ゆうちょ銀行などお手持ちの口座に「ポイントの金額相当分」を振り込むことができます。その他として他のポイントやマイレージに交換するというもの。例えばEdyやTポイント、ANAマイレージなどへの交換ですね。この場合、往々にして電子マネーは1:1の交換比率(すなわち等価交換)、航空系マイレージは3:1とかの(よろしくない)比率で交換されるのが一般的です(もちろん例外がありますよ!)。
ポイントサイトの選び方
まずは何らかのサイトに登録することから始まります。昨今では百花繚乱の様相ですが、しかし一方では玉石混淆とも言えます。小生は以下の点を重視して選択されることを勧めます。
- そのサイトで扱っている案件数が多いこと
- 獲得したポイントを素早く交換できること
- 獲得したポイントの交換先が豊富なこと
まずは一点目。サイトによってはショッピングに強い、クレジットカード発行に強いなど、扱っている案件にばらつきがあります。でもなるべく日常で使い倒したいところ。様々な案件が掲載されている方が利用シーンが多くて助かりますよね。食料品やDVD、書籍といったネットショッピングは当然のこと、宿泊予約や高速バス、航空券の予約、ヤフオク出品なんかですらポイントが付くんですよね。
次に二点目。これは意外と見落とされがちです。先ほども述べました通りポイントサイトは営利団体です。よって競争原理が働きます。ということは、より多くの契約数を(他のサイトよりも)獲得しようとするわけで、勢い、一件成約あたりのポイント付与数を多くしているサイトが散見されます。例えば、同じクレジットカードを発行するような案件があるとしましょう。Aサイトからは5,000円分の、Bサイトからは8,000円分のポイントをそれぞれもらえるとすれば、もちろんBサイトを選びますよね?ところが、Aサイトは5,000円分のポイントが貯まれば現金化できる、でもBサイトは20,000円分貯めなければ現金化できないとしたらどうでしょう?それに加えて、Aサイトは無料で現金化OK、Bサイトは手数料として500円分のポイントが必要とでもなれば、ホイホイとBサイトに食いつくのはいかがなものかと思うのです。
三点目は現金化や別のポイントサイトのポイント、マイレージなどへの交換ルートが豊富であるか?ってことです。いずれ別の機会に説明いたしますが、特に航空系マイレージへの交換をしようとした際に、直接交換するよりもある一定のルートを経由して交換した方が遥かにレートが高いということがしばしばあります。このルートに乗せることができる交換先があるかないかで、そのポイントサイトを選択しないという判断もあり得ます。
おススメサイト
まずは老舗のハピタスさんです。上記の各要素を高バランスで達成しています。
ポイント付与率は標準的ではありますが、ほとんどの案件をカバーしています。最初にポイントサイトを試してみたい、という方にもぴったりです。旅行好きな小生もヘビーユーザーでして、じゃらんや楽天トラベル、JAL航空券購入なんかを毎月こなしています。
続いてモッピーさんです。ハピタスさんほどではありませんが、こちらも案件数は豊富です。
ハピタスさんには「ゲーム」という概念がありませんが、モッピーさんにはちょっとした暇つぶしがてら、ゲームでポイントを狙うという手もあります。それに加えて「モッピーxテンタメ」というモニター案件があります。コンビニやネットでビールなんかを買ってレポートを送ると、最大で買った分のポイントが100%返ってくるといったものです。
最後にちょびリッチさんです。こちらもゲーム要素があり、なんといってもクレジットカード発行案件(すなわち大口案件)に強いという特色があります。
しかも時々爆裂案件を掲載していて、なかなか目が離せない存在ですw
その他
小生はこの他にもPointTownさん、Gポイントさん、Panasonic Clubさんなど6~7サイトに登録していますが、やはり小生の3強は先述の通り。やはりあれこれ手を出すと獲得ポイントが分散してしまいますので、これ!と決めたらそこの案件を集中的にこなすのがよいと思います。
大型案件で一撃で爆裂ポイントを稼ぐのもよし、日々の生活に溶け込むように使い倒すのもよし。どちらも小生の使い方であります。皆さんもぜひご検討くださいね。損はしませんからw